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Vintage カーゴパンツ

こんにちは。

先週は少し暖かい日が続いて、春の訪れを感じましたが今週は全国的に寒い日が続くらしいですね。
立春を迎え暦の上では春になりましたが、本格的な春はまだ少し先になりそうです。
しかし、この時期は「春は何を着ようか」と考えるのもワクワクしますね。

さて、本日はVintageのパンツの紹介です。
パンツは余程の厚手の生地やショーツでない限り、基本的に季節を選ばず履けるのが良いですね。






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Vintageがお好きな方にとっては定番と言っても過言ではないパンツではないでしょうか?

では一本ずつ紹介を...




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まずは向かって左側。
1940年代〜50年代にかけて作られていたパンツ。 名前はM-43
このパンツの最大の特徴は何と言ってもサイドにつけられたアコーディオン型のポケットですね。





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真ん中にスリットの入るポケットは中期型〜後期型と呼ばれる形ですね。

ところどころペンキの跡があったりするんですが、この手のパンツは少し汚れてクタッとした感じの方が個人的には好きです。
HBTの生地感と相まって、心なしか「ダブル アー○エル」の様な雰囲気のパンツです。






折角なので、「HBT」について...HBTはHerring Bone Twillの略称。ニシンの骨を意味する言葉ですね。

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確かにニシンっぽいです。
このHBT実際に作られていたのは1950年代の後期頃までと言われる割と古めのファブリックです。
薄手で軽量にも関わらず非常に頑丈。それ故にその当時のミリタリーアイテムの名脇役だったんですね。
今の技術で考えると当然ローテク。しかし、何ものにも代えがたい雰囲気は抜群です。



さて、少々話が逸れました。 続いて二本目。向かって右側のパンツです。




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服好きの方にはなくてはならないパンツではないでしょうか?
名前はM-47 俗に言うベイカータイプのパンツです。


このパンツは別名Fatigue(ファティーグ)とも言われるパンツ。[Fatigue]は雑用を意味する言葉で
フィールド(戦地)と言うようりは基地内の雑用をする際に着用したパンツなんじゃないかなと思っています。

このパンツは通常見られるポケットです。



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左側のポケットに修理跡がありますが、これも雰囲気があって良いですね。

このパンツは良い意味で特徴が無いのが特徴だと個人的には思っています。
なので、割とどんな格好にもすんなりと入っていける懐の深さがあるパンツです。



さて、コーディネートの紹介です。


まずは1本目




178cm/63kg の僕がウェスト周りに少し(2cm前後)余裕を感じました。
定番のガンジーセーターなんかと合わせても雰囲気よく履けますね。
全体的にペンキ跡なんかがあるんですが、新品と合わせるとよりVintage感が増してグッドです。



続いて


こちらのベイカーパンツは本当に丁度いいくらいでした。(普段Levis 501 30インチ着用)
少し春らしいスタイリングです。
発色のキレイなセーターにデニムジャケット。こんな春先取り感も良いかなと思います。

インポートとVintageのミックスしたスタイル是非お試しになってみてください。

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by digupper | 2017-02-06 19:23 | メンズファッション